ドクターコラム
リフト手術のあとの「ピクシーイヤー(尖った耳)」——防ぐには?
正しい設計で、耳の形は保てます。
こんにちは。目元形成とリフトアップを専門とする、ジョン・スンベ(きれいな目のスンベ先生)です。 今日は、フェイスリフト(顔のリフト手術)のあとに起こることがある「ピクシーイヤー(尖った耳)」について、実際の症例とあわせてお話しします。
そもそも「ピクシーイヤー(尖った耳)」とは?
耳たぶが丸みをおびず、まっすぐ下に引っ張られたような形になった状態をいいます。
図のCのような耳たぶが、ピクシーイヤーにあたります。
少し余談ですが——日本では、丸くふっくらとした耳たぶを「福耳(ふくみみ)」と呼び、縁起がよいとされますね。韓国でも人相で、丸い耳たぶは福があるといわれます。仏像の耳が大きく丸いのも、そのためかもしれません。
ピクシーイヤーは、いわば「福耳」とは逆の形——そう考えると、イメージしやすいかもしれません。
ピクシーイヤーの原因は?
生まれつきの形であることが多いのですが、フェイスリフトなどの手術や、やけどによる引きつれ(拘縮)など、後天的な要因で起こることもあります。後天的なものは、生まれつきの場合より程度が強く出ることがあります。
手術のあとに生じたピクシーイヤーの例(ご本人同意済)
なぜ、リフト手術のあとに起こるの?
ミニリフトやフェイスリフトの際、切開の位置・固定の方法・はがし方(剥離)によって起こることがあります。リフトの方向(ベクトル)が適切でなかったり、皮膚に過度な力(張力)がかかったりすると、耳たぶが引っ張られてしまうのです。だからこそ、両方の耳たぶの形まで考えた手術設計が、とても大切になります。
実際の症例——適切な設計での経過(術前/術後9日目)
こちらは40代後半の女性で、ほうれい線や口もとのしわを改善したいと、フェイスリフトを受けられた方です。
フェイスリフト 術前(左)/術後9日目・抜糸直後(右)・ご本人同意済
術後9日目、抜糸直後の様子です。傷あとが目立たず、耳たぶの形が保たれ、左右のバランスが取れていることがわかります。正しく設計すれば、耳の形を保ちながら、しわにアプローチすることができます。
【施術名】フェイスリフト(顔のリフト手術) 【施術の説明】皮膚を引き上げ、しわ・たるみにアプローチする手術です。 【費用】₩8,800,000〜(施術範囲により変動)。 【主なリスク・副作用】腫れ・内出血:1〜2週間程度/痛み・つっぱり感:数日程度/傷あとの赤み:数ヶ月かけて落ち着く
※ 写真は加工していません。経過・仕上がりには個人差があります。掲載はご本人の同意を得ています。
切開の方法によって起こる場合も
切開の位置や方法が適切でないと、傷あとが目立ったり、耳たぶが下に伸びてピクシーイヤーの形になってしまうことがあります。
こちらは、フェイスリフト後の傷あととたるみが気になってご相談にいらした方です。軽度のピクシーイヤーと耳たぶの一部欠損があり、耳たぶの再建もあわせて行いました。術直後の写真が残っておらず、お見せできないのが心残りです。フェイスリフトは、術者の経験と技術、美的センスに加え、正しい方法で行うことが、とても大切な手術です。
ピクシーイヤーの修正について
すでに気になる場合も、修正で対応できることがあります。修正では、次のことを大切にしています。 ・術前後で耳の形が変わらないこと ・もみあげのラインが不自然にならず、髪で隠れる位置にあること ・耳たぶの傷あとが、ご自身のしわと見分けがつかない位置にあること 耳たぶの位置・形・大きさが左右で不自然な場合は、そこまで考えて整えることもあります。 ※ 費用・リスクはカウンセリングにてご案内します。経過には個人差があります。
今日は、リフト手術と耳の形についてお話ししました。
フェイスリフトは、耳たぶの形まで考えた設計が、とても大切な手術です。「リフトを受けたいけれど、耳の形が心配」——そんな方も、どうか一人で悩まず、気軽にご相談ください。
—— ジョン・スンベ / きれいな目のスンベ先生
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※ 本コラムは一般的な情報提供です。効果・経過には個人差があり、リスク・副作用を伴います。診断・治療方針はカウンセリングにて個別にご案内します。
ご相談は無料です。/ しつこい勧誘は一切いたしません。/ 日本語で、写真1枚から。